
「ハーモニー構造を壊さない高精度伝送テクノロジー」
Harmonic Technology社は1998年に創立された米国サンディエゴに本社を置くケーブル開発・製造会社です。
科学と治金技術の融合がオーディオ・ビデオケーブルのクオリティに革新をもたらすという企業理念を持ち、その後の集中研究により「OCC Single CrystalTM」という設計方式を開発し国際特許を取得しました。
この方式は物質の結晶レベルにおける障壁歪の発生を極限まで低減するもので、素材は治金過程で高度に純化され、これまでのどんなオーディオ・ビデオ用ケーブルも達成し得なかった伝達精度を獲得するに至ります。
信号を正しく伝えることで接続機器のパフォーマンスを十全に引き出す。 それがHarmonic Technology社の製品ポリシーです。
30年前、スピーカーケーブルに安価な電灯用コードが使われるのは、ごく普通のことでした。
現在では、ケーブルが音質におよぼす影響を疑うオーディオファイルは少数派になりつつありますが、それでも最適なケーブルを選択する方法は「謎」のままではないでしょうか。
近年、さまざまな基礎研究から、インダクタンス、キャパシタンスの周波数領域への影響、抵抗による電流妨害などがケーブルの質と構造に由来し、それは音声や映像のクオリティを驚くほど変化させるということが明白になっています。
ケーブルにおいて電子の流れに作用し音(映像)を歪める要因は、導体金属・絶縁材料・より線の配列・コネクタの機械的整合性の4つに集約されます。
導体金属:
銅や銀における含有酸素と不純物は電子に不要な衝突を発生させ、伝えるべき信号に重要な歪曲を引き起こします。
この変質は楽音のハーモニー構造を微細信号の領域で書き換えていることに他ならないのです。 重要なことは、改変された情報をその下流で回復させることはまったく不可能という事実。 ナチュラルな原音に加えられた「ハーシュネス」「ブライトネス」「ベール&ダル」は最後まで修正できません。
Harmonic TechnologyのOCC Single CrystalTMは、99.999997%を上回る高純度の銅と銀を独自技術のもとで精製しています。 それは結晶境界のストレスをなくした圧倒的なクオリティと、高いコストパフォーマンスを持ち、最終製品価格を適切なレベルに抑えることにも成功したのです。
  
標準的なワイヤー(左)とHarmonic Technology OCC Single CrystalTM(中)の電子顕微鏡写真。 結晶質のバリアが標準的なワイヤーで非常に明確なのに対して、OCC Single CrystalTMでは実質的に存在しない。 右はOCC Single CrystalTMの製造プロセスの概念図。クールダウンによるバリア形成を排除している。
絶縁材:
真空以外のすべての絶縁材は導体を流れる信号に影響を与えます。
電気エネルギーの吸収と解放をスムースに行うことが情報の歪曲を避けるポイントになるのです。 この観点からHarmonic Technologyでは最も純粋な絶縁材といえる「テフロン」と空気層を多く含む「ポリプロピレン」を採用し、導体内の信号の純度を保持しています。
より線の配列:
スピーカーケーブルの多くは、インダクタンス、キャパシタンスの影響下で疑似ネットワーク、あるいは補助イコライジングを行っているように思えます。 そのような効果を肯定する向きもあるようですが、Harmonic Technologyはそのようなスタンスをとりません。
ここでは数年間にわたる応用研究のもと、インダクタンスとキャパシタンスをほぼ理論限界に下げる技術を獲得しました。
信号を改変せずに完全な伝送経路を実現するというポリシーです。 また、独自の導体スパイラル構造により信号波長による時間差、位相シフトを限界まで低減し、無線帯域の干渉をもシャットアウトしています。 その成果は、楽音の背後に表出する"限りなく静謐なピュアブラック"が証明します。
コネクタの機械的整合性:
伝送経路における最大のウイークポイントはコネクタです。 弱いコネクションによって引き起こされる"平凡で抑揚のない音"はここに問題があります。
Harmonic Technologyでは、こうした問題を解決するために、今まで選択肢が限られていたXLRコネクターなどを自社開発しました。 ワイヤとの整合性、伝達ロス回避の観点から、パーツによっては、単結晶高純度銅を、コンピュータ制御の高精度旋盤で精密加工して製造しています。
これらのコネクタとワイヤの接続は、完全な圧着のもと半田処理され、ストレスのない情報伝達と、経年変化による性能劣化を避けています。
※RCAプラグもツイステッドロック機構を備えた高品位なものを採用しています。
|